オフィスマッサージ導入ガイド|自律神経を測ってから始める企業ケア

社員の肩こりや疲労の声が集まってきて、「そろそろオフィスマッサージを検討したい」と感じている総務や経営者の方は少なくありません。ただ、いざ調べ始めると、費用の幅が大きく、判断軸が立てにくいのも事実です。
本記事では、費用相場・サービスの種類・法令の整理に加えて、当院HARI CHOCOMINTが法人現場で採用している「自律神経を測定してから施術する」という組み立て方を、7つの視点でお伝えします。導入前の情報収集のお役に立てれば嬉しく思います。
INDEX≡目次
- 1オフィスマッサージとは|出張型・設置型・15分単位の基本
- ►出張型と設置型の違い
- ►1人あたりの時間と1日の受入れ人数の目安
- ►施術者の資格と法令上の位置づけ
- 2導入企業が増える背景|健康経営・肩こり・離職への向き合い方
- ►働く人の有訴者率 1位・2位が肩こりと腰痛(国民生活基礎調査)
- ►健康経営優良法人の評価項目にも「体の不調への対応」が含まれる
- ►福利厚生としての位置づけと、社員が受け取る意味
- 3費用相場と料金体系|1人あたり/時間あたり/出張費の内訳
- ►1人あたりの相場と、1時間あたりの相場の見方
- ►出張費・最低利用時間・キャンセル料の一般的な規定
- ►「相場より大幅に低い」訴求の読み方(景表法との関係)
- 4サービスの種類|あん摩マッサージ指圧・整体・リラクゼーション・鍼灸
- ►あん摩マッサージ指圧師(国家資格)とリラクゼーション(無資格)の違い
- ►整体・カイロプラクティックの位置づけ
- ►鍼灸を職場に持ち込む場合の実務ポイント
- 5自律神経を測ってから始める|良導絡×YNSAという企業ケアの選択肢
- ►良導絡とは|皮膚の電流から自律神経の状態を可視化する測定法
- ►YNSA(山元式新頭鍼療法)を企業ケアに組み込む考え方
- ►Masaeが法人現場で見てきた「測る前と測った後で反応が変わる」理由
- 6オフィスマッサージの落とし穴|短時間で完結させたい発注側の視点
- ►10分枠を並べただけでは体が変わりにくい理由
- ►「気持ちよさ」と「整えたい状態」は必ずしも一致しない
- ►測定→説明→施術の流れが、社員の納得感につながる
- 7社内導入の流れ|総務・経営者の方が最初に決めておくこと
- ►予算・場所・時間帯・社内案内の4点を先に決める
- ►施術内容とリスクの事前説明(あはき・柔整広告ガイドラインが求める事項)
- ►HARI CHOCOMINTの企業向けケアの進め方(測定会からの導入)
- 8まとめ|オフィスマッサージは「測定」を挟むと質が変わる
- 9よくあるご質問
オフィスマッサージとは|出張型・設置型・15分単位の基本
オフィスマッサージとは、施術者が企業に出張し、社員に短時間の施術を提供する福利厚生サービスの総称です。1人あたり10〜20分の枠を、昼休みや業務時間内に組み込みます。1日に複数名が受けられる形が主流と言えます。ここでは、種類と運用の枠組みを整理していきます。導入担当者が最初に押さえたいのは、出張型と設置型の使い分け、施術者の資格、そして枠設計です。以下の比較表で、要点を持ち帰ってください。
| 形態 | 1人あたり | 1日枠 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 出張型(10分) | 1,000〜1,200円 | 15〜18名 | 業界の料金調査 |
| 出張型(15分) | 1,300〜1,500円 | 12〜16名 | 業界の料金調査 |
| 出張型(20分) | 1,600〜1,800円 | 8〜12名 | 業界の料金調査 |
| 設置型 | 初期投資型 | 常時利用可 | 大手事業者データ |
出張型と設置型の違い
出張型は、事業者との契約で施術者が指定日に来社する形態です。会議室やパーテーションで区切ったスペースで施術します。多くの企業様が導入しているのは、この出張型と言えます。月1〜2回を定期化する運用が一般的です。社員数30〜100名規模の会社との相性が良い設計です。
一方の設置型は、社内にマッサージチェアやブースを常設する運用です。大規模なオフィスや工場、24時間稼働の職場で採用されます。初期投資が発生するぶん、1回あたりの実質単価は下がる傾向にあります。中小企業の福利厚生としては、まず出張型から始めるのが現実的です。
| 軸 | 出張型 | 設置型 |
|---|---|---|
| 拠点 | ○ 事業者から派遣 | △ 社内常設スペース必須 |
| 施術場所 | 会議室・応接室 | 専用ブース・チェア |
| 導入頻度 | 月1〜2回が定番 | 常時利用可 |
| 初期コスト | ○ 低い | × チェア・改装費 |
| 継続コスト | △ 回数比例 | ○ 長期は逓減 |
1人あたりの時間と1日の受入れ人数の目安
1人あたりの施術時間は10分・15分・20分の3枠が業界の中心です。10分枠は肩・首・背中の主要3ポイントに絞り込みます。15〜20分枠は全身の疲労緩和や、下半身へのアプローチまで含める設計です。目的が慰安か体調ケアかで、必要な枠は変わってきます。業界の料金調査では、この3枠のいずれかで提示される事業者が9割以上を占めます。
1日あたりの受入れ可能人数は、施術者1名で「10分×3時間=18名」というのが目安の組み方になります。「15分×4時間=16名」というパターンも定番です。会社の勤務時間・休憩時間帯に合わせて、事業者が枠を切ってくれます。当院が法人でお受けするときは、まず社員の人数と勤務時間を伺うところから入ります。無理のない枠設計をお伝えします。
施術者の資格と法令上の位置づけ
短時間の施術であっても、名称や施術内容によって根拠となる法律が変わってきます。「マッサージ」の名称であん摩マッサージ指圧に類する行為を提供する場合、あん摩マッサージ指圧師の国家資格が必要です。あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の3資格を根拠づけるのが、あはき法(あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律)です。1947年に制定された法律で、資格制度と広告規制を定めています。
一方で、リラクゼーション業や整体、カイロプラクティックは、日本では法律上の資格制度が存在しません。2013年に総務省の日本標準産業分類が改定され、「リラクゼーション業(手技を用いるもの)」という区分が新設されました(出典:総務省 日本標準産業分類)。事業者を選ぶときは、名称のイメージだけでなく、施術者の資格の有無を1度ご確認ください。
当院のこと
「測ってから施術する」当院の進め方
HARI CHOCOMINT では、良導絡で自律神経の状態を数値で確かめてから、その日の施術を組み立てます。どんな方法を使い、料金はどのくらいか。まずは読んで確かめてみてください。
導入企業が増える背景|健康経営・肩こり・離職への向き合い方
導入企業が増える背景には、日本の働く人の身体的不調のトップが肩こりと腰痛であるという公的統計の裏付けと、健康経営の評価軸に「体の不調への対応」が組み込まれてきた流れがあります。ここは、制度と数字の裏取りから確認していきます。厚生労働省の調査データを起点に、順番に見ていきましょう。数字を押さえておくと、社内稟議の材料になります。導入の背景を、3つの角度から整理します。
働く人の有訴者率 1位・2位が肩こりと腰痛(国民生活基礎調査)
厚生労働省の国民生活基礎調査では、日常生活で自覚症状のある人(有訴者)が挙げた症状の集計が公表されています。男性は「腰痛」が1位、女性は「肩こり」が1位という結果が長年報告されています(出典:厚生労働省 令和4年 国民生活基礎調査 概況 公式レポート)。デスクワーク中心の職場ほど、この症状割合は高くなります。
当院が法人でお伺いするオフィスでも、事前アンケートを取る場面が多くあります。9割以上の方が肩こりの自覚を挙げるケースが珍しくありません。ここが福利厚生としてのオフィスマッサージが選ばれる、いちばん現場に近い理由と言えます。数字の裏付けがある分野のため、社内稟議も通しやすい印象です。
健康経営優良法人の評価項目にも「体の不調への対応」が含まれる
経済産業省が旗を振っている健康経営優良法人の認定要件には、健康課題への具体的な取り組みが評価項目として組み込まれています(出典:経済産業省 健康経営優良法人認定制度)。肩こり・腰痛・メンタル不調は、特定保健指導以外の施策も対象とされています。社内施策としてのオフィスマッサージや自律神経ケアの導入も、この文脈で位置づけやすいです。
私たちは、この認定を目的化することは推奨していません。目的化すると、社員のニーズと施策がずれてしまう場面が出てきます。ただ、社内で稟議を通すときの「なぜ導入するのか」の言語化には有効な材料です。制度データと現場ニーズの接続点として、活用してください。
福利厚生としての位置づけと、社員が受け取る意味
福利厚生としてのオフィスマッサージは、「疲れた社員へのご褒美」以上の意味を持ちます。短時間でも身体に触れられる時間があること自体が、離職検討層に対しては「会社は自分を大事にしてくれている」というメッセージとして受け取られます。これは施術者として、法人現場で繰り返し感じてきたことです。

Masaeが法人でお伺いした先でも、施術後にお声を頂戴することが少なくありません。「話を聴いてもらえるだけで気が晴れた」というご感想です。効果を約束することはできません。ただ、「自分の身体に向き合う時間が会社の中にあること」自体が、福利厚生としての価値だと当院は考えています。
費用相場と料金体系|1人あたり/時間あたり/出張費の内訳
オフィスマッサージの料金は、10〜15分の短時間枠を基本単位に組まれています。業界の料金データでは、1人あたり1,000〜1,800円前後、または1時間あたり6,000〜9,000円前後が中心帯です。ここでは相場の見方と、内訳の読み方をお伝えします。見積書のどこをチェックすればよいか、実務に沿って解説します。契約後の想定外を防ぐためのポイントも合わせて整理します。3つの項目でお伝えします。
1人あたりの相場と、1時間あたりの相場の見方
料金には2つの提示スタイルがあります。1つは「1人あたり◯◯円」という個人単価型です。もう1つは「1時間あたり◯◯円で複数名を受け入れ」という時間単価型と言えます。個人単価型は、社員が交代で受ける運用と相性が良い設計です。時間単価型は、決まった枠のなかで施術者が回転する運用に向いています。業界の料金データでも、この2種類が大半を占めます。
社員数が少なめで受入れ枠が読みにくいときは、個人単価型のほうが管理しやすいです。逆に、月1回1日まるごとを固定化するなら、時間単価型のほうが総額が読みやすくなります。当院の法人プランでも、この2種類の建て付けをご用意しています。目的と社員数に応じて、事業者からご提案があるはずです。
出張費・最低利用時間・キャンセル料の一般的な規定
見積書で確認したいのは、施術単価だけではありません。出張費、最低利用時間、当日キャンセル時の取り扱い、この3点が総額を左右します。業界の料金調査を見ると、出張費は0円〜5,000円/回で設計する事業者が多い状況です。都心区内は無料、郊外や遠方は距離に応じて加算というパターンが一般的です。
最低利用時間は3時間〜4時間から設定するケースが多く見られます。少人数の場合は逆算すると、1人あたり単価が上がって見える形になります。前日〜当日キャンセルは全額請求規定の事業者もあります。社員都合の欠員が読みにくい初回導入時は、キャンセル規定を丁寧に読み込んでください。
「相場より大幅に低い」訴求の読み方(景表法との関係)
事業者比較サイトを見ていると、「相場の半分」「他社より圧倒的」といった訴求を目にすることがあります。こうした価格訴求は、景品表示法の観点で読み方に注意が必要です。合理的な根拠がない有利誤認は、景表法5条2号で規制の対象になっています(出典:消費者庁 景品表示法のレポート・データ)。
比較そのものが違法というわけではありません。事業者が「他社より」を語るときは、比較対象の範囲・時期・条件が明示されているかを確認してください。私たちHARI CHOCOMINTでは、費用比較で選ばれる路線はとりません。施術前に自律神経の状態を測定してから施術する、という手順の透明性で判断していただく方針でご案内しています。
サービスの種類|あん摩マッサージ指圧・整体・リラクゼーション・鍼灸
「オフィスマッサージ」という言葉のなかには、法律上の位置づけが異なる4つのサービスが混在しています。ここを整理しておくと、事業者選びの解像度が上がってきます。それぞれ根拠となる法令、資格の有無、施術で触れられる領域が違います。混同されがちなポイントなので、線を引きます。順番に、4種類を確認していきましょう。導入前に押さえておきたい前提知識です。
あん摩マッサージ指圧師(国家資格)とリラクゼーション(無資格)の違い
あん摩マッサージ指圧師は、あはき法に基づく国家資格です。文部科学省・厚生労働省が指定する養成校で3年以上学ぶ必要があります。国家試験に合格した人にだけ、「マッサージ」を業として行うことが認められています(出典:厚生労働省 あん摩マッサージ指圧師レポート)。1947年制定の法律に基づく制度と言えます。
リラクゼーション業は、法律上の資格制度が存在しない業種です。総務省の日本標準産業分類にも「リラクゼーション業(手技を用いるもの)」という区分が2013年に新設されました。業として認識されるようになった経緯があります。資格の有無は、施術の良し悪しを直接示すものではありません。ただ、事業者を比較検討するときの前提として理解しておきたい違いです。
整体・カイロプラクティックの位置づけ
整体、カイロプラクティックも、日本では法律上の資格制度がありません。海外ではカイロプラクティックが国家資格化されている国もあります。日本では民間の団体資格が中心です。「整体師」「カイロプラクター」の肩書きに国家資格の裏付けはない、という事実を押さえておきましょう。社員に案内するときの説明材料として役立ちます。
団体資格の質は千差万別で、数十時間の講習で認定されるものから、2年以上のカリキュラムを持つものまで幅があります。事業者に問い合わせるときは、施術者が「どの団体の、どのレベルの認定を受けているか」を1度ご確認ください。担当者が誠実な事業者ほど、明確に答えてくれます。
鍼灸を職場に持ち込む場合の実務ポイント
鍼灸(はり・きゅう)は、はり師・きゅう師のそれぞれが国家資格です。オフィスに鍼灸師が伺うことも、法令上は可能と言えます。ただ、現場では衛生管理・鍼の廃棄・施術後の安静時間などの運用設計が必要です。事業者側の経験値がものを言う領域と言えます。
| 種類 | 根拠法令 | 資格 | 触れる範囲 | 運用の難易度 |
|---|---|---|---|---|
| あん摩マッサージ指圧 | あはき法 | 国家資格 | 手技全般 | 中 |
| 整体・カイロ | なし | 民間資格 | 団体で差 | 低〜中 |
| リラクゼーション | 産業分類2013年新設 | なし | 慰安・リラックス | 低 |
| 鍼灸 | あはき法 | 国家資格 | 鍼・灸 | 高 |
当院Masaeは、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格3つを取得しています。企業様には、この3つの資格の使い分けを前提にご提案します。社員の状態と目的に合わせた組み立てをお伝えしています。3資格を1人で使い分けられる施術者は、業界データでも希少です。
ご相談だけでも
自分の場合はどうなのか、気になったら
症状や体質、通えるペースは一人ひとり違います。「鍼が向いているのか」「何回くらいを考えればよいか」など、施術者の Masae に LINE で気軽にご相談ください。予約をしなくても大丈夫です。
LINEで相談する施術中は返信が遅れることがあります。
自律神経を測ってから始める|良導絡×YNSAという企業ケアの選択肢
多くのオフィスマッサージが「疲れた社員を短時間で癒す」慰安の枠に収まりがちなのに対して、当院がお伝えしたいのは、そこに「測る」という工程を足す選択肢です。数値化してから施術する、企業ケアの組み立て方をご紹介します。慰安と体調ケアの間を埋める、第3の位置づけと言えます。ここが、他のオフィスマッサージ事業者との違いを言語化する軸になります。3つのステップでお伝えします。
良導絡とは|皮膚の電流から自律神経の状態を可視化する測定法
良導絡(りょうどうらく)とは、皮膚の電気抵抗を24箇所の測定点で計測し、自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスを数値化する手法のことです。1950年に京都大学の中谷義雄博士が発見した測定法です。東洋医学のツボ(経絡)と、皮膚の電流の通りやすい点が一致するという理論に基づいています(出典:日本良導絡自律神経学会公式レポート)。
企業ケアの現場では、施術に入る前にこの測定を行います。「今日その社員の身体がどのような状態にあるか」を数値と図で共有できるのが特徴と言えます。当院ではこの測定を、法人向けの30分枠のなかで組み込んでいます。1名あたり数分の測定で、その日の自律神経の傾きが可視化されます。
YNSA(山元式新頭鍼療法)を企業ケアに組み込む考え方
YNSA(Yamamoto New Scalp Acupuncture)は、宮崎の山元敏勝医師が体系化した頭鍼療法です。頭部の特定点に細い鍼を打つ手法と言えます。日本国内よりも海外の医療機関で先に評価が広がった経緯があります(出典:YNSA学会のレポート・データ)。1973年頃から研究が始まった、比較的新しい手法です。
企業ケアにYNSAを組み込む意味は、着替えが不要で椅子に座ったまま施術できる点にあります。社員が業務服のまま短時間で受けられる設計です。オフィスマッサージの運用と親和性が高いです。当院では、良導絡で自律神経の状態を確認したうえで、YNSAを組み合わせるかを都度判断しています。手順の透明性が、当院の姿勢です。
Masaeが法人現場で見てきた「測る前と測った後で反応が変わる」理由
Masaeが法人でお伺いした先で繰り返し感じてきたことがあります。測定して数値を見せてから施術に入ると、社員の受け止め方がまるで違うということです。「なんとなく肩が凝る」だった状態が、「自律神経が右下がりに傾いている状態」と言語化されます。その日の施術に対する納得感が変わってきます。
これは効果を保証する話ではありません。短時間の施術であっても、「なぜその手技を選ぶのか」を伝える工程を挟むだけで、社員が自分の身体に向き合う姿勢が生まれることを、施術者として何度も見てきました。当院の法人ケアが「測定→説明→施術」の順にこだわっている理由が、ここにあります。可視化の工程は、社員の主体性を引き出す装置です。
オフィスマッサージの落とし穴|短時間で完結させたい発注側の視点
オフィスマッサージの導入担当者からよく伺うのは、「せっかく入れたが社員のリピートが少ない」「1回受けても、また肩こりが戻る」というご相談です。原因は施術者の技量よりも、設計段階の枠にあることが少なくありません。実務でつまずきがちな点をお伝えします。3つの視点で、落とし穴を整理します。導入後の見直しにも役立つ視点です。
10分枠を並べただけでは体が変わりにくい理由
10分枠のオフィスマッサージは、肩・首の主要ポイントを緩めるには十分な時間です。ただし、デスクワーク由来の疲労は、肩の筋肉だけでなく、股関節や呼吸の浅さ、自律神経の傾きから来ている場合があります。10分ですべてに触れるのは、物理的に難しいのが実情です。この点は、多くの事業者データでも指摘されています。
多くの企業様が最初に選ぶ10分枠を否定するつもりはありません。「まず短時間から」というのは合理的な入り口と言えます。ただ、リピート率や社員満足度が伸び悩んだときは、枠を15〜20分に延ばす、または月1〜2回に頻度を上げる、という2方向の設計変更が有効な場面が出てきます。運用開始から3ヶ月経ったところで、1度見直すのが実務的です。
「気持ちよさ」と「整えたい状態」は必ずしも一致しない
短時間施術では、社員の即時的な満足度を高めるために、リラックス感の強い手技が選ばれる傾向にあります。ただし、「気持ちよかった」と「自律神経が整うほうに向かっている」は、必ずしも一致するとは限りません。気持ちよさが目的なら10分枠のリラクゼーションで十分な設計です。体調の変化を測りたい場合は、数値で確認する工程が要ります。
私たちHARI CHOCOMINTが企業ケアで測定を挟むのは、「気持ちよさと体調変化を分けて評価する」という考え方が、社員にも導入担当者にも公平だと考えているからです。目的を分けて設計すると、事業者選びも社内評価もクリアになります。この視点は、導入時のRFPにも書き込めます。
測定→説明→施術の流れが、社員の納得感につながる
Masaeが企業でお伝えしているのは、シンプルな順番の話です。「効果があるかないかを議論する前に、まず社員の身体を数値で見せる」という手順そのものが、福利厚生の質を上げるという視点になります。可視化の工程が、社員のリテラシーを底上げする装置になるという実感です。

このアプローチは、短時間の慰安として消費される従来のオフィスマッサージとは、明確に別の役割を担います。社員が自分の状態を数値で知ることは、その後の生活習慣や勤務中の姿勢への意識にも波及していきます。詳しくは当院のコラム一覧で、自律神経ケアの考え方を継続的にお伝えしています。
社内導入の流れ|総務・経営者の方が最初に決めておくこと
オフィスマッサージを社内で始めるときは、「予算・場所・時間帯・社内案内文」の4点を先に決めておくと、事業者への問い合わせがスムーズに進みます。実務的な進め方をまとめます。3つのステップに分けてお伝えします。稟議書の材料としてもお使いいただけます。1つずつ、事業者との合意ポイントも触れながら整理していきます。導入までの標準期間は、およそ1〜2ヶ月です。
予算・場所・時間帯・社内案内の4点を先に決める
予算は、1人あたり単価×想定利用人数×頻度で概算します。初回導入時は「月1回・社員10名・15分枠」で試算するのが、意思決定しやすい入口です。この枠なら、業界の料金データでは、出張費込みで月4〜5万円台に収まる事業者が多いです。稟議の起点として現実的な金額と言えます。
場所は、パーテーションで区切れる会議室、または応接スペースの一角を確保します。時間帯は昼休みか、業務時間の後半に組む会社が多い印象です。社内案内文は、施術内容・受付方法・服装・所要時間を4項目でシンプルにまとめてください。当日の運用がスムーズに進みます。
施術内容とリスクの事前説明(あはき・柔整広告ガイドラインが求める事項)
厚生労働省の「あはき・柔整広告ガイドライン」(令和7年2月18日)は、自費の施術内容・費用・主なリスクや副作用を、利用者が正確に理解できる形で示すことを求めています(出典:厚生労働省 あはき・柔整広告ガイドライン)。
オフィスに導入する場合も、この考え方は同じです。社員向けの案内文には、「起こりうる反応(施術後のだるさ、鍼を伴う場合の微細な内出血など)」と「体調不良時は無理に受けないこと」を明記することをおすすめします。当院で法人契約をお受けするときは、この案内文の雛形もセットでお渡ししています。案内文の質が、当日の運用の質を決めます。
HARI CHOCOMINTの企業向けケアの進め方(測定会からの導入)
私たちHARI CHOCOMINTが企業様にお伺いするときは、初回に「自律神経測定会」から始めることをご提案しています。1名あたり15〜30分の枠で、良導絡による測定と結果のご説明を行います。この時点では施術を行いません。社員の身体の傾向を可視化することが目的です。
測定会の結果を踏まえて、社員のニーズと会社の目的が合致する形で、次のステップをご相談します。月1回の出張ケア、または定期測定+施術の組み合わせをご提案する形です。当院の錦糸町サロンは2026年8月に退去済みです。現在は北千住を拠点とした完全出張体制で、東京23区にお伺いしています。ご検討中の企業様は、まずは公式LINEから「企業導入の相談」とお声かけください。
一般的な料金の考え方や、当院のメニュー詳細は、メニュー・料金ページで公開しています。
初回は無料カウンセリングから
まずは30分、お話をうかがいます
Zoom またはお電話で、今のお悩みとご希望をうかがい、施術の組み立てと通うペースをご提案します。その場でお決めいただかなくて構いません。
東京23区へ出張/レンタルサロン 9:00〜21:00・年中無休
まとめ|オフィスマッサージは「測定」を挟むと質が変わる
オフィスマッサージは、業界の料金データでは1人1,000〜1,800円前後で始められる、実装しやすい福利厚生と言えます。ただし、10分枠を並べるだけでは、社員のリピートが伸び悩む場面も出てきます。「見える化してから、施術する。」という手順を挟むことが、企業ケアの質を1段階上げる鍵と、当院は考えています。導入をご検討の方は、まず自律神経測定会からお試しください。
よくあるご質問
Q. オフィスマッサージは1人あたりどのくらいの時間で受けられますか?
業界的には10分・15分・20分の3枠が中心です。昼休みに集中させたい場合は10〜15分、業務時間の合間に組み込む場合は15〜20分で設計するケースが多くあります。当院はこの枠に加えて、良導絡測定を含む30分枠もご提案しています。
Q. 国家資格を持たない施術者でもオフィスマッサージはできますか?
「マッサージ」の名称であん摩マッサージ指圧の類似行為を提供する場合、あん摩マッサージ指圧師の国家資格が根拠になります。リラクゼーションや整体は法律上の資格制度がなく、名称や施術範囲で区別されます。導入時は、事業者の資格の有無をご確認ください。
Q. 健康保険は使えますか?
使えません。オフィスマッサージは自費のサービスです。保険適用の対象は、医師の同意書がある特定の症状に対する訪問はり・きゅう・マッサージなどです。企業内での慰安・予防目的の施術には適用されません。
Q. 副作用やリスクはありますか?
施術後にだるさが出たり、鍼を伴う場合は微細な内出血が生じることがあります。事前の同意説明と、当日の体調確認をおすすめします。当院の企業向けケアでは、社員向けにリスクを明示した案内文の雛形もお渡ししています。
Q. HARI CHOCOMINTに法人契約の相談をしたい場合、どう進めますか?
まずは公式LINEから「企業導入の相談」とお伝えください。1度、自律神経の測定会をご体験いただき、実測ののうえで社内向けの導入プランをご提案しています。錦糸町サロンは2026年8月に退去済みで、現在は北千住を拠点とした完全出張体制です。詳しくはHARI CHOCOMINT公式サイトもご覧ください。